
eGFR
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尿の泡立ち、もしかしてeGFRが関係してる?腎臓の健康を守るために知っておきたいこと
「最近、尿が泡立つけど大丈夫かな?」
もしかして、それは腎臓からのSOSかもしれません。尿の泡立ちの原因の一つに、eGFR(推算糸球体ろ過量)の低下があります。eGFRとは、腎臓の機能を知る上で非常に重要な指標です。この記事では、eGFRとは何か、なぜ尿の泡立ちと関係があるのか、そしてeGFRが低下した場合の対策について詳しく解説します。
eGFR(推算糸球体ろ過量)は、 腎臓が1分間にどれくらいの血液をろ過できるか を示す数値です。腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿として排出し、体内の水分量や電解質バランスを調整する重要な臓器です。このろ過機能を担っているのが、腎臓にある 糸球体 と呼ばれる毛細血管の集まりです。糸球体は、コーヒーフィルターのように血液中の老廃物や余分な水分をこし取り、必要な成分は血液中に残す働きをしています。eGFRは、この糸球体のろ過能力を数値化したものと言えます。
eGFRの値が高いほど、腎臓のろ過機能が高いことを示し、低いほど腎臓の機能が低下していることを示します。eGFRは、腎臓病の早期発見、重症度判定、治療効果の判定などに用いられます。一般的に、eGFRが60mL/分/1.73m²未満になると、腎臓病の可能性があるとされます。
慢性腎臓病(CKD)は、eGFRの値に基づいてステージ1からステージ5の5段階に分類されます。
ステージ1: eGFR 90mL/分/1.73m²以上:腎臓に異常がある可能性があるが、eGFRは正常
ステージ2: eGFR 60~89mL/分/1.73m²:軽度の腎機能低下
ステージ3: eGFR 30~59mL/分/1.73m²:中等度の腎機能低下
ステージ4: eGFR 15~29mL/分/1.73m²:高度の腎機能低下
ステージ5: eGFR 15mL/分/1.73m²未満:末期腎不全
ステージが進むにつれて、腎臓の機能は低下し、様々な症状が現れるようになります。eGFRを知ることで、ご自身の腎臓の状態を把握し、適切な対策を講じることが重要です。
尿が泡立つ原因は様々ですが、その一つにタンパク尿があります。タンパク尿とは、尿の中にタンパク質が混じっている状態のことです。健康な腎臓は、タンパク質が尿中に漏れ出ないように防いでいますが、腎臓の機能が低下すると、タンパク質が尿中に漏れ出てしまいます。タンパク質は、泡立ちやすい性質を持っているため、タンパク尿になると尿が泡立つようになるのです。eGFRの低下は、腎臓の機能低下を示す指標の一つであり、タンパク尿の原因となる可能性があります。そのため、尿の泡立ちが見られる場合には、eGFRを測定し、腎臓の状態を確認することが重要です。
腎臓は、糸球体と呼ばれる毛細血管の塊で血液をろ過しています。糸球体は、非常に小さな穴が開いたフィルターのような構造をしており、血液中の水分や老廃物は通過させますが、タンパク質のような大きな分子は通過させません。しかし、腎臓の病気などにより糸球体が傷つくと、このフィルター機能が低下し、タンパク質が尿中に漏れ出てしまうのですeGFRが低下すると、この糸球体のろ過機能が低下している可能性が高く、タンパク尿のリスクも高まります。
eGFRの低下とタンパク尿の関係
eGFRの低下は、様々な腎臓病と関連しています。例えば、糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、高血圧性腎硬化症などでは、eGFRの低下とともにタンパク尿が出現することが多く見られます。これらの病気では、腎臓の糸球体が傷つき、ろ過機能が低下することでタンパク質が尿中に漏れ出てしまうのです。
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