尿(おしっこ)が泡立つ
尿(おしっこ)が泡立つ
お手洗いをした際に便器を見るとおしっこが泡立っていた経験はありませんか?
誰しも経験があるものであるとは思いますが、おしっこが泡立つ原因が「タンパク質が含まれている」「糖分が含まれている」「濃度が高い」「細菌に感染している」の4つだった場合治療が必要なこともあります。
気になることがありましたら旭区の希望ヶ丘しまや内科までご来院ください。
タンパク質が尿に多く含まれている場合は腎臓に関する疾患を患っている可能性があります。尿は腎臓で作られますが、基本的にタンパク質は身体に吸収されます。しかし、腎臓の機能に異常があるとタンパク質が身体に吸収されず尿に溢れ出てしまいます。
そのため、タンパク質により尿が泡立つ際には腎臓の機能が低下あるいは腎臓がなんらかの疾患になっている可能性があります。例えばネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、IgA腎症などといった病気が考えられます。
糖は健康な状態でも微量は尿に含まれています。しかし糖尿病になるとより多くの糖が含まれ、尿が泡立つことがあります。おしっこが泡立つから糖尿病というわけではありませんが、疑うのには十分な症状です。当院では糖尿病の検査ができるため、少しでも気になる方は希望ヶ丘しまや内科にご来院ください。
濃度が高い場合でもおしっこが泡立つことがあります。濃度が高くなる主な原因は水分不足です。十分に水分を取れているとおしっこは薄まりますが、水分不足の場合は濃度が高くなってしまいます。放っておくと脱水症状になったり熱中症と併発すると命に危険が及ぶこともあります。
尿に細菌が含まれている場合もおしだこが泡立ちやすくなります。おしっこは基本的には無菌なので尿に細菌が含まれている時は注意が必要です。
特に男性の場合は細菌が含まれているということはほとんどありません。女性は尿道が男性に比べて圧倒的に短いため、簡単に菌が膀胱に入りやすく膀胱炎になる方が多いです。この場合は抗生物質の処方で尿の中の細菌を消します。男性では尿道炎や急性細菌性前立腺炎、女性では主に膀胱炎が挙げられます。単純に尿の中に細菌が入ってしまっただけならば抗生剤を投与すれば良いのですが、その背景に結石や腫瘍がある場合は抗生物質では治らないのでより精密な検査が必要になります。
尿に蛋白・糖・白血球・バイ菌などが入っていないかを調べます。
腎臓の機能が正常か、血糖値が高くなっていないか、身体の中で炎症が起こっていないかを調べます。
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